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東洋文庫ミュージアム(駒込)
ゴールデンウイーク前の、
第7回フィールドワークでは
駒込エリアへ行ってきました。
その中で、
まずはじめに訪れたのが
部屋の配置や展示の動線はシンプルに設計されていて
なおかつ細部にはこだわりがつまっている、みたいな
とても好感度が高い建築。素敵でした。
このミュージアムには、
オーストラリア人のモリソンさんが集めた2万4千冊の書籍が保管されています。
”モリソン書庫”・・・圧巻だわ・・
(え、モリソンさん、これ全部読んだん・・?まさかの積読(ツンドク)じゃないよね笑)
さまざまな分野や年代の本があるようで、
たとえば
司馬遷の史記とか。↓国宝だそうです。
こちらは、海援隊のみなさんが、英語を勉強するために使っていた本!
すごーい!おもしろい!coldの発音、「トルド」って書いてある。
行ったときは、ちょうど
「フローラとファウナ」という企画展もやっていました。
今、朝ドラでも題材となっている、植物学者・牧野富太郎さんの本も。
他にも、シーボルトやダーウィンなど、
有名どころの方たちの本もたくさん展示されていました。
動植物誌はとにかく絵が細かい。
特にカラーのものは色鮮やかで絵画のようにきれいです。
植物の学者さんって・・
画家なのかなって思うくらい絵が上手なんですね・・本当びっくり。
東洋文庫ミュージアム、計算された照明や色彩計画で
なかなか落ち着く空間でした。
公式サイトはこちら⇒http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/museum_index.php
図書館ではないので読むことはできませんが、
およそ70億円(1917年に岩崎さんが一括で購入したとき)の貴重な本の山を
ゆったりと座って眺めるのも、贅沢な体験ですね~