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キーエンス解剖⑮ キーエンスの歴史 35/50
キーエンスという
極めて興味深い
スーパー優良企業を調べていくと
いったいどういう経緯で今の
ような会社になったか気になる
そもそもはどこから始まったのか?
創業者の滝崎氏は
1945年6月終戦直前に兵庫で生まれた
小さいころからものづくりに興味があった
高校に入ると学生運動に参加
その運動に疑問を持ち
自分は事業をやる方向がいいと決心する
高校は 尼崎工業高校 お笑い芸人のダウンタウン松本人志
の出身校
1964年(18歳)
高校を卒業すると外資系のプラント制御機器メーカーに就職
⇒プロセス制御のシステムをつくるエンジニアとして働く
その後独立 1度目の起業
⇒電子機器メーカー立上げ
⇒しかし失敗
2度目の起業
は⇒メーカーの組み立て下請け
⇒しかし失敗
3度目の起業
これが
キーエンスの前身のリード電機
このとき27歳
主力事業は
⇒電線メーカー向けの「自動動線材切断機」
機械の小型化に成功して、事業が軌道に乗る
翌年には
キーエンスの主力商品ともいえる
⇒工場自動化用のセンサーを開発販売をはじめる
そして
トヨタ自動車への「金属板二枚送り検出器」の
提案をきっかけに
飛躍が始まる
と経緯をみていくと
必ずしも順風満帆とはいかないが
一切ぶれていない
こどものとき
ものつくりに興味を持ち
工業高校
卒業して
メーカーに就職
順調に起業それも
企業向け機械
そして
3度目の起業で
企業向け機械で成功
現在の主力商品 センサーで飛躍
と
急ぎ足でみると順調
この時点ではその後発揮される
経営者としての優秀さはまだ見られないが
これだけ安定して発展していくところを見ると
正確に世の中の動きを察知する能力
そしてその努力
また
実際の製品を開発する技術力
とやはり
優秀であったことは間違いない