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ジャン・プルーヴェ展 家具編

東京都現代美術館で、7月から開催されている「ジャン・プルーヴェ展」。

ジャン・プルーヴェはフランスのデザイナー。

工業部材から家具、家まであらゆるものを企画、設計、制作、研究し

さらに営業や会社経営まで自らこなす、スゴイ人なんです。

 

この企画展では

たくさんの椅子やテーブル、ドアやファサード、

さらには、組み立て式の住宅が原寸大で展示されていたり、

120点ほどの作品を間近で見ることができます。

とても見ごたえがありました!

 

ジャン・プルーヴェは、日本でもとてもファンが多いデザイナー。

ミッドセンチュリー系のインテリアテイストが好きな方なら

ひとめでジャン・プルーヴェだとわかる、そんな独特なデザイン。

最も有名なのは、下の写真の

椅子「スタンダードチェア(メトロポール No.305)」ですね!

このスタンダードチェアやテーブルに使われている、

中空の鋼板を用いた三角形の脚が特徴的です。

あと、↑の照明、「ポテンス」も人気。

 

 

構造上必要だから、この形にいきついている。

そしてそれがとんでもなくかっこいい。

 

ジャンプルーヴェは、とにかく「構造」にこだわった人です。

 

しかも部材はなるべく少なく、軽く、実用的に!

そして美しく!

木材やアルミはそのまま使用しますが、

スチール部分は防錆の意味もあり塗装を施していたり。

それがそのまま個性となりデザインの特徴になって

今でも多くの人に愛されている、そんな家具です。

 

可愛さもある♪♪

ジャン・プルーヴェ展、会期は今月16日までです。

 

長くなってしまったので建築作品は次のブログにて・・

プルーヴェさんが開発した超画期的プレファブ住宅に迫りますっ

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