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築地本願寺を訪れる
先月、初めて訪れた築地本願寺。
以前、中田あっちゃんのYouTube大学で、
経営をV字回復させた敏腕僧侶がいるお寺だと知り、気になっていました。
銀座のすぐ隣の一等地、
そこにゆったりした敷地が広がります。
敷地に入ってすぐの場所には
おしゃれな建築物がたっていて、その中にお墓があります。
日の光がさしこむ、明るいお墓です。
そしてすぐ隣には素敵なカフェ・・・
これはお墓参りのイメージが変わりますね。
というわけで、このお寺の共同墓とカフェは
経営を回復させた大ヒット目玉商品なのだそうです。
そんな改革を成功させたソフト面も素晴らしいですが
今回実際に見てみたかったのは、その建物。
設計は、建築家 伊東忠太さん。
この方は、「日本建築史」をつくった(すご!)、
日本建築に関する研究の第一人者なのですが
築地本願寺は日本の寺院の雰囲気とは違っていて、
インドやトルコ、西洋などいろいろな国のの雰囲気漂う不思議なお寺。
ちなみに、「Architecture」を「建築」と訳したのも伊東忠太さん。
それまでは「造家」と言っていたそうです。
造家学科、造家学会、・・・・いやいやいや、イマイチすぎるんだが!
「建築」にしてくれて感謝です。( ゚Д゚)
そして、この方の好きなものは。
なんと、妖怪!
建築以外に、漫画をつくることが好きだったようで、
多くの妖怪のイラストが残っているらしい。
そんな伊東忠太さんの生み出した妖怪(架空のどうぶつ)は
実際の建築作品にもカタチとなって残っています。
例えば築地本願寺には、
とか!
他にもいっぱいいました。笑笑
面白すぎる世界観。
さすが巨匠。自由だな~~~~
これらの作品は共通して、
みんな、ずんぐりむっくり系のまるっこいフォルムで、
実はけっこう可愛いかったり♪
これはぜひ、他の建築を訪れたときにも探してみたい!
築地本願寺、大都会の中で
のんびりと時間が流れる不思議な空間でした。
お堂の中は靴のまま入り椅子に座ってお参りができます。
天井が高く、とても荘厳な場所でした。
カフェはデザートがとても美味しかったので
機会があればランチをしたい!と思うお店でした♪