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がんばる送電線

昨日の電磁波ネタの続きで。

そもそも電気ってどこからくるの、

送電線ってどのくらいの電気が通っているの~と思いまして。

 

ざっくりと基本的な電力供給の仕組みから。

火力・風力・水力・原子力で発電した電気は

ぐぐっと昇圧して50万ボルトとかの高い電圧で送り出します。

電圧が高い方がエネルギーが逃げにくく、効率が良いからです。

その後、変電所をいくつか経由して、徐々に降圧しながら

みなさんのお家に届ける仕組み。

上の図の、青い線(発電所から最後の変電所まで)が「送電線」。

緑の線が「配電線」という名称で、

これがいわゆる、街中の普通の電線のことですね。

最後の赤い線は「引き込み線」です。

 

送電線は、こんな感じでマップが公開されています。

これでみると・・

上の写真は桜が丘の馬堀台団地近くで撮影したので

「久里浜線」から分岐して、馬堀変電所へ送っている

「馬堀線」という送電線です。電圧は6.6万ボルト。

 

ちなみに、「送電線」をつないでいるのが「鉄塔」で

「配電線」をつないでいるのが「電柱」とよばれますが。

鉄塔は一般的に、こんなかんじ↓

 

団地の近くのこの鉄塔は、「美化鉄塔」といって

環境に調和するように建てられたものだそうです。

まあ、、たしかに。ちょっと太目の電柱に見えなくもない。笑

↑奥の方に、普通のタイプの鉄塔も見えます。

 

今回調べていて、

送電線&鉄塔にはマニアの方が大勢いらっしゃるということを知りました!

送電線をたどって歩いて制覇していくとか、かっこよく撮影するとか。

鉄道オタクならぬ、送電線オタクさんたち。

登山のときに、鉄塔を目印にして位置を確認する方もいたり。

なかなか奥深い世界でした。

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