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片足のダンサー  37/50

 

 

逆転人生という番組は

 

 

最近

一番面白い

 

 

この前やっていたのは

 

 

片足のダンサーの話

 

 

この人

貧しい家庭にうまれ

 

 

気も弱く暗い生活で学校生活でも目立たない

そんな子が

 

 

劇団四季のミュージカルを見て

「ダンサー」の道を目指す

 

 

 

家から一時間ほどのバレースクールに通い

 

 

オーディションを受け

さーこれからというときに

 

 

交通事故で片足を失ってしまう

 

 

なんとかリハビリを続け

人並みに踊れるようになったものの

 

 

 

オーディションで足が痛くなり挫折

 

 

 

もうやめようと思っていたが

どうしてもやめられない

 

 

 

そんなとき有名なダンサーのオーディションを受けると合格

しかし

 

 

 

任された役は

自己で片足を失ったダンサーの役

 

 

踊りの場面はほとんどない

 

 

片足でも

人並みにできると

 

 

 

直訴するが

「片足なのが武器なのだからそれを生かすべき」

 

 

 

といわれ喧嘩別れ

 

 

 

その後

女性の演出家の人に

主役として抜擢される

 

 

 

「それは片足になったカナリア」の役

 

 

そこで一生懸命最高のパフォーマンスをすると

「片足を生かした表現をしなさい」

といわれ

目覚める

 

 

 

 

自分のハンデーや欠点を補い

 

 

人並みにできることを望んでただがむしゃらにやってきたが

 

 

 

人が求めていることは

人並みにおどることではなく

 

 

 

表現すること

 

 

ましてやその表現が自分にしかできない表現

 

 

 

(その能力は大抵コンプレックスや弱点のうらにある)

 

 

 

であれば

そこには感動が生まれる

 

 

 

感動こそダンサーが人々に与えるもの

 

 

 

逆境を受け入れ

自分の道を見つけた主人公は

 

 

 

自信をもって自分の人生を歩み始める

 

 

 

とても教訓になる勉強できる話

 

 

自分が隠したい部分にこそ

光るものがある

そうなのかもしれない

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