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建築プロデュース講座@御茶ノ水
昨日は、御茶ノ水で開催された
「建築プロデュース講座」というセミナーに行ってきました。
御茶ノ水は大学や予備校が多いですね!
東京医科歯科大、順天堂大学、明大、日大…
セミナーは「中央大学駿河台記念館」という
コミュニティセンターで行われました。
建物の4面のうち3面は
日大の校舎に囲まれているという…なぜここに中央大?という状況ですが
なんだか気合の入った立派なエントランス。
この3階にある部屋が会場でした。
ちょっと私の写真を撮る位置が悪くて…
プロジェクターが置いてある関係で
ちょうど誰も座っていないのでガラガラ感が出ていますが、
実際は両側にびっしりと、60名近く参加していました!
セミナーのタイトルは「建築プロデュース講座」。
13:30から始まり17:00まで3時間以上みっちりと。
ものすごく濃い内容。
★人口減少に伴い今後ますます住宅が余り、
不動産ビジネスが厳しくなっていく中で
「良い物件をつくり良い物件の管理をする」が重要。
★その「良い物件」をプロデュース(企画)することが
不動産コンサルタントに求められている
★では実際にどのようにプロデュースをするのか?
①とにかく足を運んで「市場調査、エリアマーケティング」!!
なによりも「現場」が大事。
なんとなくのイメージではなく
しっかりとデータを出して、数字で判断すること。
その市場調査の方法を学びました。
②調査結果をもとに企画、提案。オーナーへのプレゼンなど。演習もあり。
③利回りの計算、建築コストの決め方、建築会社との付き合い方etc…
実際の事例やケーススタディをもとに
具体的な話をたくさん聞くことができました。
そして、中でも特に印象にのこったことは
★敷地に価値なし、エリアに価値あり
本当にそうですね…!
「住みたいエリア、働きたいエリア」そんなエリアを作ることができれば
人口減少の時代もその場所は生き残れます。
魅力的な地域づくり、街づくり、「タウンマネジメント」という考え方、
それが今回のセミナーで一番刺激を受けました。
まだ体系化されていないタウンマネジメントの手法ですが、
今後は、AM(アセットマネジメント)PM(プロパティマネジメント)
に続いてTMも重要になるとのこと。
さてそんなセミナーの帰り。
御茶ノ水駅前の、御茶ノ水サンクレール。
決して新しくはない建物だけど、ちょっとよい雰囲気。
新御茶ノ水ビルディングの1階・地下1階が
ちょっとしたショッピングモール(商店街?)になっていて
通り抜けられるようになっています。
気軽に腰かけられるベンチや木陰が用意されていて
せかせか駅へ向かう人たちやのんびり休む人たちでにぎわっている。
駅前にちょこっと、こういう建物があると
駅の魅力度って高くなるなーと改めて実感。
御茶ノ水駅でした。
せっかくニコライ堂の前を通ったのに
御茶ノ水サンクレールの写真しか撮ってないってどういうことー( ゚Д゚)