BLOG
ビジネスモデルの教科書⑦ 好循環 17/30
今回は
勝ち方の中でも
最も理想的な勝ち方
競争優位が次の競争優位を呼ぶ
大きくなればなるほど強くなる
という好循環の話
①アグリゲーター
複数のオリジナル事業者から
提供価値やリソースを収集選別
顧客に一括的なアクセスを提供
⇒顧客の比較、選択、検索、制御
が可能に

例えば
価格ドットコム
販売価格をネットから収集比較
ニュースを収集し表示をする
⇒ニュースアグリゲーター
整理屋みたいなもの?
セレクトショップ的なものか?
データを集めて
比較、まとめ、組み合わせる、一括して制御する
などの仕事
元のデータを提供する情報源より
整理され比較されている情報源のほうが顧客にとって価値がある
しかも投下資本は少ない
一旦顧客が集まり始めると好循環が生まれる
②専門家
知識ノウハウが受注につながり
その受注により
さらなる専門家として再強化される

サカナクンだな
建築家もそうだな
仕事をやる⇒新しいアイデア+人間関係⇒それが受注につながる
③レイヤーマスター
バリューチェーンの中の位置機能に特化して
圧倒的な規模を獲得
⇒業界の機能を支配する

例えば鴻海精密工業
アップル任天堂などから製品の生産を受託
圧倒的規模とローコストで
他社を圧倒
勝つことで、大きくなることで
次の仕事でさらに有利に
これこそが理想的な勝ち筋
