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ビジネスモデルの教科書⑤ サプライチェーン 15/30
今度は
供給サイド
製品をどう製造するか
そこで
どう優位性を持つかの話
①製造小売
生産計画から小売りまですべてのサプライチェーンを
自社で統制する
それにより
在庫コスト、廃棄ロス、欠陥ロスを極小化
して利益を上げるモデル
GAP ユニクロなど
ファストファッションに多い形
眼鏡ではJINSやZoff OWNDAYSなど
お菓子ではシャトレーゼも同じビジネスモデル
②資源の動的アロケーション
複数の事業体に属する経営資源を
複数の事業体それぞれが持つ個々のサービスや
生産に企業を超えて割り当てる
お互い様の発想
製造業における 農協のような発想か?
特長的な例は運輸業界
コンテナ輸送において
それぞれが引き受けた貨物を
共同運航オアートナーのコンテナ船で柔軟に輸送
いかにいいグループを作るかがポイントになる
運輸業界のほかでは
銀行のATMの相互利用などもその例
必要に応じて協力することで
収益当たりの投下資本を減らし効率を上げる
いかに素早く勝ち組グループを作るかがポイントで
あぶれると
負け組グループで苦戦せざるを得ない
サプライチェーンでの競争優位は
一旦獲得すると
長期間維持される傾向があり
早い対応が勝負を分ける
安定的に競争優位が獲得できるので
投資する価値がある