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ビジネスモデルの教科書② 対象市場定義 12/30
対象の市場の定義を変えることで
モデルそして考え方を変える
①アズアサービスという考え方
これは
主に製造業
製品の販売を中心に作っていたビジネスを
その製品の機能とサービスに軸足を移すという考え方
例えばゼロックス キャノン リコーなどの
コピー業界
コピー機を販売するのが主ではなく
コピーを取りたいというサービスに課金する
具体的にはコピーの枚数に課金する
顧客はコピーの保守から解放される
IT企業のクラウドサービスもその例
顧客が欲しいのはソリューションであり機械ではない
顧客としては欲しいサービスにより
質、量を自由に選ぶことができる
無駄が省ける
競争優位は継続的取引から生まれる
長期間
継続されるので
顧客情報も入りやすく
お客は容易には他社に乗り換えない
②ハイエンドローエンドから参入
高級品
もしくは低級品の供給から
市場に参入する
ハイエンドが有利なのは規模の経済が効きにくいから
少量でも十分勝負ができる
ローエンドが有利なのは
商品をその質でなく価格だけで判断する層に
アプローチできるから
安ければ自動的に参入できる
参入する際の方法論として使用可能
今回は市場を再定義することで優位性を獲得する話
大事なのは切り口
切り口を変えることで
製品は変えなくても勝敗は大きく変わる