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確率思考の戦略論⑤ コンセプトとは何か? 5/30

 

ブランドが

選ばれるために必要な

最大重要のドライバ―

それが

「プレファレンス」

そしてそのプレファレンスの最大の変数

=「コンセプト」

「コンセプト」とはその人の認識

 

私たちは

「現実世界」誰にも共通のもの

「認識世界」その人の認識 とらえ方

「記号世界」文字や映像で表現したもの

 

の三つに住んでいる

問題はこの三つの世界を行き来する際に

必ずエラーが起こるということ

同じ「現実世界」を見ても

それぞれの人で「認識世界」が違う

 

自分の「認識」を「文字」する時点でずれる

さらにその文字を他の人が「認識」する時点で

さらにエラーがある

 

正確に伝えることは非常に難し

伝わらなくて当たり前

 

でもこれを逆手に利用

 

人の脳がエラーを起こす構造を熟知し

 

エラーは避けられないものとして

 

消費者のブランドに対する認識を悪いほうでなく

むしろ良いほうに変化させることはできるのではないか?

 

これが著者のマーケティングコンセプトのフレームワーク

マーケティングコンセプトは⇒本能にぶっさす

コンセプトはその対象に対する脳内の認識された意味

重要でないとその対象は認識されない

だから本能に働きかける

 

「マーケティングコンセプト」とは

コンセプトとは違い

人の頭の中にコンセプトを作らせるための道具

 

そして

消費者の脳に形成されたコンセプト

それがブランドエクイティ

だからまず

消費者の頭の中に描きたい

ブランドエクイティを設定することから始める

 

 

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