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「熟達論」③ 五段階のプロセス 23/30

 

熟達への道は

一本道ではなく

段階に分かれている

 

この本では

熟達の探求プロセスを

五段階に分けている

 

「遊」「型」「観」「心」「空」

 

この「遊」から始まり「空」に至るまでのステップを踏んでいく

 

「遊」 すべては遊びから始まる

そこで学ぶのは不規則さと面白がる姿勢

 

「型」 型を持てば無意識に基本的な動きができる

次のステップへの技能の土台となる

 

「観」 観察により構造を理解する

構造の理解により見えてない部分が創造できる

何が重要かわかる

「心」 中心をとらえること

型の輪郭が崩れその中心部分だけが体に残る

無意識で中心がとれると簡単には崩れない

自由に動けるようになる

「空」 熟達の最終段階で自我がなくなる

制約から解き放たれ技能が自然な形で表現される

自分もそれ以外も曖昧になる

となんとも仏教の修行のよう

 

次回からそれぞれを詳しく紹介していく

 

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