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「ホワイトカラー消滅」④ グローバル企業は変わらざる負えない4/30
この本では
経済の主体を
グローバル企業と
ローカル経済に分けて考える
まずは
今後起こりうる
グローバル企業の変化の概要を見ていく
グローバル企業にとって
これまで繁栄してきたのは
大量生産により
家電などを販売してきたこと
しかし
デジタル化、企画化により
通常の商品はコモディティ化してしまった
つまり
白物家電などは
誰にでも作れる
それなら人件費の安い国で作った商品に太刀打ちできない
これが現在の不況の原因
その中で自動車はかろうじてコモディティ化を免れている分
その影響は少ない
この状況を克服してきた会社もある
それが
日立やソニー
新しい時代の変化に立ち向かい
体質の変化を実現した
その差は何か
それは「経営力」
では
そんな中で
収益を上げるにはどう変化すればいいのか?
方法は2つ
①特定の分野を独占する
例えばGAFA
ネットの世界でデファクトスタンダードを確立収益を確保する
そのほかではゲームの任天堂など
エンタメの中の一分野を独占してく
②ややこしさを突き詰める
コモディティ化しない
複雑な商品を提供する
マネできない
マネしようと思わないものを作る
日本の観光業などはそのいい例
・繊細な料理
・ホスピタリティ
・正確な時刻で運営される交通
など
これは圧倒的に競争力がある
どの企業も
今までの日本的経営から脱却する必要がある
新卒一括採用
年功序列では
柔軟に需要に対応することはできない
新しい人事制度で質の高い人材を適時補給していくような
柔軟な体制が必要になってくる
量を確保するのではなく質を維持できるシステムに変化していく必要がある
結論からいうと
今までのように
経営は簡単ではない
プロフェッショナルで機動力のある経営で
勝ち組になってく必要がある
勝ち組の例としては
ダイキン
コマツ
ファナック
キーエンスなど
こんな企業は変化に立ち向かい経営の改善を惜しまなかった結果
しっかりと利益を出せる体制を確保している
これが見本になってくる