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レジの行列が早く進むのはどっち⑩ 大事なのは大きくはずさないこと 30/30

 

データを提示して

相手を

説得したり

意見を伝えたりする

その時大事なは

信用をえること

そのためには

 

大きく外さない心構えが必要

 

そのためにはどうするか?

 

主張の仕方がポイント

次のAとBでどちらが信用を勝ち取れるか?

 

A:この方法を採用すると、年間1000万円の人件費削減が見込まれます。

 

B:この方法を採用すると、最大で年間1000万円、最低でも600万円の人件費

削減効果が見込めます

 

さてどちらがいいか?

 

答えはずばり

B

 

なぜBがいいのか?

 

Aはピンポイントに数字を出している

この場合

聞いているほうは

「本当か?」

本当に正確な数字がだせるのか?

というよりちゃんと検討しているのかと思ってしまう

 

Bの場合は

幅を持たせている

上手くいけばこのくらい

最低でもこのくらいと

こうすると

「ちゃんと状況を変えてシュミレーション」しているという

安心感がある

 

そして

幅がありその幅に落ちることを根拠に次の作戦をたてることができる

最低の数字が出てきたときの対応もとれるので

シュミレーションをしてもらった

 

価値がある

Aのようにピンポイントで

もしそれが外れてしまうと

予想の前提条件すら

あやしくなり

 

計画自体が暗礁に乗り上げてしまう

 

未来のことを取り扱う場合

この幅を持たせて

 

外れない予想をたてることが効果的な

データの使いかたとなる

 

なるほど

その通り

未来は不確実なので

外さない範囲で予想に幅を持たせる

 

 

と今回でサトマリさんの

本は終了

 

統計学は

裏を返すと

人間の本質

につながる

 

イメージだけで物事を判断すると

現実のとずれが生じる

 

その時の目安になるのが

統計学ということになる

先がわからないからこそ

数字の積み上げである程度の未来像を描くことが意味を持つ

 

客観的な道しるべが必要になるということ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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