BLOG

きみのお金は誰のため① お金自体に価値はない? 21/30

 

お金の話は

よく話題に上るが

そもそもお金とは何で

経済とは何なのか

そのぼんやりとしたものをまず理解するのが

 

大切なのでは

 

と思い

 

今回は

 

「きみのお金は誰のため」という本を紹介します。

まず一回目は

すばりお金自体の話

お金とは何でそれ自体に価値があるのか?

 

という話。

 

ポイント1 お金自体に価値はない

 

ポイント2 お金で解決できる問題はない

 

ポイント3 みんなでお金を貯めても意味がない

 

??? どういう事

 

この三つの問題を解決することで

お金の正体がわかる

 

これがこの本の中身で一番大事なところ

 

まずは

 

お金の正体

 

それをさぐるためには

 

個人個人の視点でなく

 

社会全体の視点でお金を考えている

 

すると・・・

 

札束も紙切れに見えてくる?

 

 

大航海時代

スペインやポルトガルは

今のお金の代わりの銀の獲得のために航海をした

金鉱から掘り出すために

 

今は紙切れに

お金としての価値を感じている

 

それはなぜか?

 

金と交換できるという保証がある兌換紙幣ならわかるが

いまは不換紙幣なぜ

 

それに価値を感じるのだろう?

 

日銀や日本政府が保証してるから?どういう事?

 

でもなんで使い始めたの?

 

それは

1873年のことそれまでは

現実に価値のある銅銭や小判(江戸時代)は使っていた

 

ところが

1973年

徴兵令と地租改正がおきる

 

つまりその年から

年貢(税金)を紙幣で納めなければいけなくなった

 

それでみんな

紙幣が必要になり

必死に集めるようになる

 

 

税金を支払わないと捕まってしまう

 

だから税金を支払いたい

そのためには紙幣を集める必要がある

ということか?

兌換紙幣で金と交換できるというのは

安心させるための方便のようなもの

 

お金(紙幣に)価値を与えている根本は納税?

 

そうなのか?

仮想通貨は今それほど流通していないが

 

もし政府が仮想通貨で税金を納めることを決めたら

 

次の日から「仮想通貨」の価値が上がり

 

みんな「仮想通貨」を集めるという事か?

わかったようなわからないような

 

でも

 

政府(日銀)が発行する紙幣に価値がるかどうか

 

の根拠の一つは納税であることは間違いない

 

その他の通貨やポイントに価値がるのも

価値がある根拠を持っている

日本円に紐づけしているからなんだろう

 

 

でもそれだけでもないような気がするが・・・

 

なぞは深まるが、一つ理解のためのきっかけを得たような気がする

 

一覧に戻る