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【フィールドワーク第8弾】フィンランドグラスアート展②
東京都庭園美術館で開催されているフィンランドグラスアート展。
この展覧会では8名のデザイナーの作品が
そのデザイナーごとに展示されていました。
時代や功績や作風なども
それぞれパネルにまとめられていてわかりやすかったです。
その8名の中から4人だけピックアップしてざっくりご紹介!
①アアルト夫妻
もう言わずもがなですね。
みんな大好きアアルトさん。北欧といえばアアルトさん。
いや…この写真、もっと他にもあっただろう、と思わなくもないですが。
アアルトさんといえば、このサヴォイベース!
世界で最も有名な花瓶のひとつであり、
フィンランドのデザインの象徴とも言えるほど。
不思議な形が特徴的ですよね。
これは、フィンランドの湖?白樺の根本?オーロラの曲線?など、
モチーフは諸説アリ、だそうです。
この製造過程の動画も流れていて・・面白かった!
型の中に入れながら、吹いて膨らますのですが、
その型は、昔は木でつくっていて・・↓これ。
木の型だと、木目というか、木の肌感というか、
そういう表情がガラスに写し取られて、独特の”ゆらぎ”が出るのだそう。
②カイ・フランク
カイ・フランクさんキターーー
イッタラで今でも人気の食器をみると、
究極にシンプルでスッキリしているイメージだけど、
グラスアートは多彩でそのギャップがスゴイ!
このヤマシギや、
ヨーロッパブナもカイ・フランクさん。
この絶妙な形、吹いて作っているなんて信じられん・・・!
③ヴィルッカラ
ヴィルッカラさんの作品も特徴的で、素敵でした。
いかにも、”氷”!!!!!という質感。
フィンランドといえば、湖や氷のイメージ。
その自然がそのまま反映されたような作品、こういう感じ、好きだな~~!
かと思えば、細いラインをつけた繊細な作品もあったりして。
1950~1960年代は、ヴィルッカラの時代、と呼ばれるほど
活躍されていたデザイナーさんです。
④オイバ・トイッカ
バード以外にも数々の色鮮やかな作品が展示されていました。
心弾む、楽しい、遊び心のある作風で、見ていてわくわくします。
ちなみに、バードに関しては・・
scpe(スコープ)さんのサイトがわかりやすく、
購入しやすいと思うので、ぜひ、みてください。
https://www.scope.ne.jp/brand/iittala_birds_ot
同じデザインでもひとつずつ、個体によって表情が違うので、
自分で選んで買える”個別販売”をしています。
scope社長の平井さん、オイバトイッカと一緒にバード作っていて、
”scope別注バード”があるの、すごすぎる!笑
アアルトさん、
カイフランク、
ヴィルッカラ、
オイバトイッカ・・・
この有名なデザイナーさんたちは、
普段使いできる食器もデザインしていて、今でも世界中で愛されています。
いろんなショップで販売されていますが、
やっぱり一押しはscopeさんですね!
見るだけでも楽しいので、こちらのショップをのぞいてくださーい(^^)
https://www.scope.ne.jp/brand/iittala
(ヴィルッカラの食器、ちょうどセールしているよ笑)
フィンランドのガラスの世界、とても美しくて幻想的。
グラスアート展は9月3日まで開催されています。