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経済偉人の足跡⑧ 安田善次郎 18/30
今回は
東大安田講堂を寄付したことで有名な
安田財閥を築いた経済人
「安田善次郎」を取り上げてみたいと思います。
安田善次郎
富山の下級武士の家に生まれたのだが
最初から武士として出世するより
⇒商売で一旗揚げようと考えた
武士に生まれたのに商売を志すとは先見の明か?
玩具問屋に3年
両替商に3年
そして
25歳で早くも独立
しっかりとキャリアを積む当たり
現代人と何ら変わらない
日本橋人形町で開業
鰹節の小売りだったが
同時に始めたのが両替商
それが1864年というので
明治維新まであと4年というところ
その当時日本では
開国の影響で金が海外に流出
⇒
そこで幕府は金を改鋳して新らしい金を作ろうと考えた
しかし当時治安が悪化していたので
両替商が次々と襲われ
ほとんど休業していた
安田の両替商は開業していたので幕府から
古金回収の業務を請け負うことになり
「三千~四千両」儲けたらしい
明治になり
国立銀行条例が成立
安田は第三銀行の成立に参画
明治13年
1880年
合本安田銀行を設立
さらに
日本銀行の創立時
理事に就任
さらにさらに
経営難になった
中小の銀行を傘下に収め
名実ともに
「銀行王」と呼ばれるようになった
その後
保険業なども営み一大金融グループ
安田財閥を構築した
安田の銀行は他の銀行と合併
今の「みずほ銀行」となる
とまあ
見てみると
才覚一つで
順調に
成功の道を上り詰めた人生
「わらしべ長者を地で行く」
ようなお話
行動したことと
堅実なことが
成功の原動力!!