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神奈川県立近代美術館・葉山館
2018/11/13
アアルト展が開催されていた、神奈川県立近代美術館の葉山館。
中庭がポイントとなっています。
芝の上にあるのは、イサムノグチの「こけし」。(ストレートなネーミングが気持ちいい…)
海も近いし、散策路もある。(行ってないですが。)
自然の中にあって気持ちの良い建物でした。
ここが入口。……ん?ポケモンいるのかな。
竣工:2003年3月
設計:(株)佐藤総合計画
・湘南の「海」「山」「光」を体感する
・中庭を囲む二つのL型の平面
・企画展示が中心なのでノイズのない白い箱を追求
が、この建築のキーワードだそう。
以下の写真は(株)佐藤総合計画のホームページより。
https://www.axscom.co.jp/project/museum/no02146/
4つある展示室のうち、3つで自然光を取り込んでいるとのことで、驚きです。
そういえば、横須賀美術館の展示室の天井はルーバー状になっていたりして、
真っ白な空間にアクセントとなって、面白いなと思っていたのですが、
今回の葉山館の天井はパネル越しにやわらかく光が落ちてくるという感じでした。
プロジェクターを使うため暗転もできるようです。
神奈川県立近代美術館は、
鎌倉館(1951年~2016年に閉館)・鎌倉別館(1984年~)・葉山館(2003年~)
の3か所で構成されていた(今は2か所)ネットワーク型の美術館。
一番新しいこの葉山館では最新の美術館設備が整っているのだとか。
保存方法や照明や空調、、美術館もどんどん進化しているのですね!
美術館巡りをしてみたくなりました。