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「音」を価値にする賃貸住宅 賃貸住宅新聞より 12/20
2026/11/05今回気になったのは、
フージャースコーポレーションが初めて
防音賃貸マンションのブランド
を立ち上げたという記事です。
東京都品川区の第1号物件では、
楽器演奏者だけでなく、動画配信、ゲーム、在宅勤務など、
音を気にせず過ごしたい人までターゲットを広げています。
防音住宅というと、以前は音楽家のための特殊な住宅という印象がありました。
しかし生活を考えてみると、音を出す場面はかなり増えています。
オンライン会議をする。
動画を撮る。
ゲームで話す。
映画を大きな音で見る。
反対に、隣の音を気にせず静かに仕事をしたいという人
もいます。
そう考えると、防音は一部の人向けの特殊設備ではなく、
今の暮らし方に合った性能
なのかもしれません。
面白いのは、「防音性能があります」と設備として売るのか、
「音を気にせず暮らせます」
と生活として提案するのかで、同じ建物でも印象が違うことです。
賃貸住宅では、宅配ボックス、インターネット、浴室乾燥機など設備の比較になりがちです。
しかし
設備そのものが欲しいわけではありません。
宅配ボックスなら「時間を気にせず荷物を受け取りたい」、
防音なら
「周囲を気にせず自分の時間を楽しみたい」。
設備の先にある生活
を伝えることが大切です。
建物のコンセプトは、特別なデザインをつくることだけではありません。
一つの性能を深く掘り下げ、
そこから暮らし方を組み立てることでもつくれる。
防音賃貸は、その分かりやすい例だと思いました。