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高齢者を断るのではなく、住める仕組みをつくる 賃貸住宅新聞より 10/20
2026/10/25今回気になったのは、
高齢入居者への対応を専門に行う部署
を設けた不動産会社の記事です。
アミックスコミュニティでは「人生100年相談室」を設置。
約1万戸の管理物件のうち60歳以上の入居者が約1割となる中、
見守りや面談などを通じ、
高齢者の入居と管理上のリスクを両立
させようとしています。
高齢者の賃貸入居については、
孤独死や家賃滞納などのリスクが話題になりがちです。
オーナー側が慎重になるのも理解できます。
しかし人口構成を考えれば、
高齢者を特別な存在として扱い続けること
自体が難しくなっていくのではないでしょうか。
今後、
高齢になってから持ち家を売却して賃貸へ移る人
も増えるかもしれません。
そうなれば、必要なのは「高齢者を受け入れるか、受け入れないか」という議論ではなく、
「どうすれば安心して貸せるか」
という仕組みです。
見守りサービス、
緊急連絡先、
保証、
定期的なコミュニケーション。
建築面でも、
段差を減らす、
照明を明るくする、
使いやすい収納にする、
といった工夫があります。
ただ、私は高齢者住宅だからといって、
病院のような空間
にする必要はないと思います。
年齢を重ねても、
気持ちの良い場所に住みたい
という感覚は変わりません。
安全性とデザイン、安心と楽しさ。
その両方を考えることが、
これからの賃貸住宅には必要になります。
高齢化をリスクとして見るだけではなく、
新しい住まい方を考えるきっかけ
として見る。
そこには、まだ多くの企画の余地があるように思います。