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共有回避に家族信託を利用 賃貸住宅新聞より 19/20
2025/12/05賃貸住宅に限らず
不動産の共有は
将来の大金な問題となる可能性を秘めているので
相続が発生し共有状態になってしまうと
処分や運営においてその都度共有者全員が協力しないと
前に進まなくなってしまう
それを防ぐために
利用したいのが
家族信託
家族信託を活用すると
相続時の
共有状態を避けることができる
例えば
父親が生前に自身の賃貸アパートを
信託財産とし
長男を受託者として管理を任せる契約をしておけば
相続発生後も
そのほかの相続人の合意を得ることなく
不動産の売却ができ現金化が可能
売却代金は
そのまま信託財産として
受託者が管理
共有が避けられるだけでなく
信託終了後の相続人間の対立を回避することも可能
また現在共有でも
家族信託を利用することで
管理運営をスムーズにすることが可能
とにかく安易な共有はしないのが大事
最初は兄弟間の共有でも
次の相続が発生すると
際限なく複雑になってしまう
転ばぬ先の杖が大事