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スルガ、投資物件融資 泥沼化 賃貸住宅新聞より 16/20
2024/02/16
ずっと以前から問題になっていた
スルガ銀行の
中古アパートに対する
不正融資をめぐる交渉
これが
泥沼化して調停申し立てから2年経過しても
解決の糸口が見つけられていないらしい
大きな問題は
今回の不正融資の責任の立証
責任の所在は
個別判断なのか?
それとも
体制に責任があるのか?
この辺が争点になっている
同行が実施した
投資用不動産向けの融資は
全体で3万8000件程度
そのうち
問題になっているは7500物件 (約20%)
問題の根っこは
スルガが不正融資をしたことにより
不当に高い不動産を購入したことで
オーナー側が損害を被り
その損害の賠償を請求しているということ
オーナー側が
組織的な体制の問題を認めない
スルガの態度に納得がいっていない様子
実際
今回の問題がスルガ銀行の案件だけで行われているとしたら
スルガ銀行の体制に
問題があるのは間違いないが
それを立証するのが実務上難しいのだろう
投資家の意見がどの程度認められるか
今後の展開が注目されるが
個人的には
投資は
投資家本人の判断に最大の責任がある
スルガの責任が認められたとしても
それは一部になるのではないかと思う