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フランス人って10着しか服を持たないらしいです

2018/12/18

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数年前に話題になっていましたが、

先日たまたま図書館で見つけたので読んでみることに。

ジェニファー・L・スコットの

「フランス人は10着しか服を持たない」。

 

カリフォルニア出身の著者(当時女子大生)が

パリに留学し、ホームステイをする中で気が付いた

”暮らしの質を高める秘訣”がまとめてあります。

 

今ではもう当たり前というか、

わりとよく言われているような内容だったりするのですが

本が出版された頃(もともとブログだったらしいですが)は斬新だったのかも。

 

この本を読んで1ヶ月以上たちますが、

今でも時々ふっと思い出す内容があります。

 

1、予算内で一番良いものを選ぶ

 

 

良いものを見極めることができたら

どの価格帯の中でも、良い品質のものを選ぶことができる。

本の内容はファッションやライフスタイルの話なのですが、

これは家具選びにも同じことが言えるなあと思いました。

 

例えばダイニングテーブルに3万円しか出せないというときでも、

本物の無垢のテーブルや、上質なアイテムを知っている人が選べば

同じ価格帯の中でも一番良いものが選べるだろうということ。

それって、インテリアコーディネーターにも必要な能力…!

 

2、テーマを一語で表す

 

本では、

「自分のスタイルを確立させればワードローブもすっきり!

そのためにはテーマを決めてしまうのが効果的」

とあるのですが、この”テーマ作り”は、インテリアでも欠かせません。

 

簡単なテーマの作り方。

 

クラシック、トレンディー、ミックス、レディライク、カジュアル、シック……

のような、「イメージ」を現す単語や形容詞の中から

2つくらいを組み合わせてしまいます。

 

インテリアだったら、

シンプル、エレガント、モダン、カジュアル、

ナチュラル、カフェ風、ホテル風、リゾート風…

 

そこから例えば、「クラシック・アメリカン」「カジュアル・リゾート」みたいに

組み合わせて、自由につくってしまえばいいということ。

クリエイティブに楽しく、自分が表現したいスタイルをあらわす言葉をつくっちゃう!

 

テーマを決めると、

その後のアイテム選びがとても楽になるし、余計なモノに目移りせずにすみます。

 

 

以上、本を読んで心に残ったことでした。

 

1、確かな目

2、テーマ

このふたつは仕事にも不可欠なのでとくに印象に残ったのかもしれません。

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