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玄関土間の仕上げを考えてみる
玄関の土間の部分。
家に入って一番初めに目にする箇所です。
この部分の仕上げについて考えてみました。
玄関土間は「たたき」と呼ばれることもありますが、
本来「たたき」は「三和土」という建材(仕上げ方法)を指す言葉。
石灰やにがりを土と混ぜて叩いて施工していたから「たたき」と言うらしい。
施工の手間がかかるし、昔ながらの「たたき」にすることはもう少ないですよね。
今は、タイル仕上げが一番多い?
タイルはデザインが豊富で、選択の幅が広いし
耐久性も高く、水や汚れにも強い。
そして、他には。
モルタル玄関も相変わらずの人気。
目地が入らないのでシームレスですっきり、それがモルタルのメリット。
この「シンプル」や「素材感」は、まさにトレンドですよね。
一般的には、タイルよりも施工費・材料費も抑えられるそうです。
玄関の人気の仕上げ方、を調べると
だいたいこの二つ(タイルvsモルタル)で検討されることが多いみたい。
だが、ここで。モルタルには実は大きな欠点があるのです・・
それは、「ヒビ」と「シミ」!!
本来、モルタル自体は防水性が高くなく
水がかかる場所では「防水モルタル」とか、
「防水塗装」とかして使うもの。
それでもやっぱり、シミになりやすいようです。
特に油分を含む汚れとか大敵。
そして、ほぼほぼ確実に、クラック(ヒビ)が入ってしまう。
「目地がなくて掃除がしやすそ~」なんて思いきや
意外と繊細でメンテナンスが大変な素材なんですよね。
というわけで、私的にはタイルに軍配が上がるのですが。
それでもやっぱりモルタルの見た目が好き!という場合は
モルタル塗料が良いのではないでしょうか?
モールテックスとか(→HP)
モラート(→HP)とか。
これらは、特殊なモルタル調の材料。非常に強靭だそうです。
金額はお高いと思いますが~。
↑施工した感じ、見た目は完全にモルタルで
かっこいいですね。
また、ガラっと変わって。
賃貸物件やコンパクトな玄関土間なら
クッションフロアやフロアタイルで仕上げることも多いです。
クッションフロアは、安い!早い!で使いやすい材料。
安っぽいイメージもあったりしますが、
今は本当にデザイン豊富で、素敵なものもありますよねー!
写真だけだと、正直、ホンモノのタイルなのかCFなのかわからなかったり。
フカフカした感触がイヤなら、フロアタイル(塩ビ製のタイル)という手もあります。
以上。
玄関土間の仕上げは
★タイル
★モルタル(モルタル塗料含む)
★クッションフロア(フロアタイル)
あたりが一般的ですね~という話でした。