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オリンピック柔道 ルールが素晴らしい 33/50

 

日本柔道は

今大会

強い

 

そして

今大会の柔道は面白い

 

 

その面白さの陰には

 

選手たちの努力、パフォーマンスももちろんだが

 

ポイントはルールにあるのでは?

 

 

ゴールデンポイント方式

 

最初の4分間は

1本でないと決まらないが

4分経過後は技あり以上で決まる

 

指導のポイントはあるが

 

それは勝負を決定的に決めるものではない

極端な防御姿勢を取り続けた場合のみ

3枚目の指導で反則負けとなるが

 

 

今回の審判団

そう簡単には3枚目は出さない

 

つまり

有効な技を決めないと勝敗が決まらない

 

 

昔のように

ポイントをとったり指導をもらったりして

 

時間いっぱいまで逃げ続けるなんて消極的な試合は許されない

 

 

このルールは

柔道の精神

そして

面白さに直結している

 

⇒本当の勝負が見れる

 

だからどの試合も

納得の結果

 

特に

女子柔道70キロ級の

準決勝

日本の新井千鶴選手とロシアのタイマゾワ選手の試合

 

はすごかった

 

最初の4分を加えトータル16分にわたる死闘

タイマゾワ選手の粘りと

関節をきめても抑え込んでも

体が柔らかく決まらない様子は見ごたえがあった

 

最終的には締め技

背筋が震えるような試合だった

 

柔道はこのルール変更である意味完成を迎えたといえる

審判の判定が出しゃばらないのがいい

同じスポーツでもルールの決め方で

その面白さが変わってくる

ルールというのは大事だ

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