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お金の取れる重要事項説明書 22/50
2月24日に
久々の
不動産の決済
以前 関係会社に賃貸していたが
その会社が退去後しばらく放置していた
横須賀市長沢の土地を
売却した
今回仲介をお願いしたのは
横浜不動産情報という会社
取引のある
横浜銀行浦賀支店で支店長から紹介してもらった
横浜銀行が半分出資している会社
今回の取引で
驚いたのは
その重要事項説明書の出来の良さ
重要事項説明書とは不動産契約の際
その不動産の情報(土地や建物は見た目以外に法令の制限など
様々な付帯条件がついてくるので 説明が仲介業者により義務付けられている)
今日はその重要事項説明書の備考欄の出来があまりによかったので紹介します
①境界明示
今回の取引では境界を明示しないで引き渡すことになっていたので
後日問題が起きないように
・土地面積の増減、新たな越境物、被越境物が後日発見された場合
⇒代金の増減や異議を求めないこと
を明示することで将来の問題が起こらないようになっている
②建物
今回の取引では以前関係関係会社が使っていた 簡易な事務所と倉庫が
そのままの形で引き渡されたが
それも後日問題がおきないように
1)以前の会社からの引渡しの経緯を明示し所有権が売主にあることを確認した一文
2)建築確認については横須賀市に調査しても不明
で、後日建築確認がないことで問題が生じた際について一切責任が負えないとの一文
3)浄化槽、貯水タンク及びポンプ
建物に付随して浄化槽、貯水タンク、ポンプがあるが
その使用、性能に関しては売主は責任を負えないとの一文
4)越境部分に関して
擁壁の一部越境についても調査済みでその事実を記述
調査時に発見するのはかなり面倒だと思われるが
細かいところまでよく調べている
そのほかにも土地周辺の状況について詳細に調査し
必要なことは重要事項に簡潔にまとめている
本来不動産取引に関する仲介手数料は
物件の引き渡しと代金の授受が行われれば
問題なく支払われるが
今回のように詳細に調査して
後日の問題を未然に防ぐようにしっかりと重要事項説明書を作成することは
本当にプロの仕事だし
仲介料を満額払っても納得できる内容だった
おそらく銀行関係の不動産会社ということで
法律に詳しい優秀な人が調査をしているのだろうと思う
どこに頼んでも同じのように思われる仲介だが
今回は本当に横浜不動産情報さんにお世話になりとてもよかったと思う
担当の岩崎さん 有難うございました。