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西野の「映画鑑賞」への批判について 16/50
緊急事態下で
自分の映画『えんとつ町のプペル』を
一緒に鑑賞しましょうと
自分が実際に干渉する映画館と上映時間を
SNS等で事前に発表し
お客さんを集めたという
ことで
それが
コロナで自粛している期間にこんなことやっていいのか
という批判が巻き起こっているという問題
西野本人は
「ルールの中でやっているので問題ない」と
答えているが
はたしてどうなのか?
日本人はルール以上の「空気を読む」という
村の掟的な部分があり
そういう点から考えると問題があると思うが
実際自分だったら
自分が言い出して作った映画
協力してくれた仲間のことを考えると
何とか成功したい
そのためにはどんな努力でもしたい
と思ってしまうその気持ちは痛いほどわかるので
その行動にも共感できる部分がある。
それ以上に
今回のことで思ったのは
うまいマーケティングだなと思ったこと
自分が見に行くといえば
人が集まり満席になる
これは映画館にとってもうれしい
と ここでふと思ったのが
「本を売りたいとき」
書店をまわるべきということ
とこれは同じだなと思ったこと
実際にお客さんに本を届けるのは書店
どう売ってもらうかで売り上げも変わってくる
作者のやる気が伝われば本屋もやる気を出して売ってくれる
さらに 「サイン会」などのイベントをやると集客につながり
本屋自体の売り上げにも貢献できる
そのことで
本屋の人と仲良くなれる
これは
次回作につながってくる
西野が今回映画でやったのはこれと全く同じだと思う
映画館の人を味方につけることが
今後自分の作品を上映する上で
とても大事なポイントになると考えたのに違いない
この手法のマーケティングは
映画業界で今後増えるのでは?
深読みすると問題を起こすことを含めてマーケティングだったのかも・・・
西野ならやりかねない