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タワーマンション節税 まだ効果あり? 38/50
一時期ブームになった
タワーマンションを使った節税
あまりの
効果に
固定資産税評価の見直しが行われ
沈静化したようだが
実際は?
いまだにかなり効果がある
というのも
マンションの評価の内訳というのは
土地代の持ち分割合+建物代
通常持ち分の割合
基本的に専有面積により土地の持ち分を
分配する
この分け方は
シンプルであまり文句のつけようがないので
そのまま
つまり
固定資産税評価が修正されたといっても
土地の評価部分は
従来と同じで
数字は変化していない
さらに
建物の評価だが
これも
低層階と
高層階の
差は
最大でも20%程度
実際の市場での売却価格は
それ以上の差になるので
ここでもまだ節税効果が効いている
そして何よりタワマン節税が有利なのは
小規模宅地の特例の利用
※「小規模宅地の特例とは」
住宅や事業で使っていた土地が
一定規模までは
評価額が大幅に減額されるというもの
タワマンの土地は
評価は大きいが
その土地の持ち分は少ない
となると
小規模宅地の制限を有効に利用することができる
タワマンだけ使えなくするという法律は作りようもないので
高額な土地を小さな面積持っている人が有利になる
ということで
実は
タワマン節税はいまだに有効
相続税対策を考える場合
まず対策案の一つに加えてみてはいかがでしょうか?