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横須賀優申会 研修会に参加しました。
2016/10/25昨日は、横須賀優申会の第40回定時総会がありました。
優申会とは、税金をきっちり納めていますよ、という優良申告法人の会です。
私は第1部の研修会に参加し、
株式会社湯佐和 代表取締役 湯澤剛氏による講演を拝聴しました。
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株式会社湯佐和は、神奈川県内に14店舗の飲食店を展開する会社です。
湯澤剛氏は、17年前、父親が急逝し36歳にして不本意ながら会社を継ぐことになります。
しかもその会社は借金40億円で組織もガタガタの状態。
そこからどうやって抜け出し、会社を立て直したのか。
また、経営の心構えや、中小企業の役割・メリット、今後の展望など
とてもおもしろい(壮絶な・・)お話しを聞くことができました。
とくに心に残ったのは
・最悪の状態を直視すること。(湯澤氏の場合は「破産計画」を書き出す)
紙に書き出しハッキリさせると「なんだ、こんなものか」と思えることもある。
・弱みを克服するよりも強みをみつけてフォーカスする。
・選択と集中が大事。なにを”しないか”を明確にすれば取り組みがブレない。
・物事の受け取り方が大事。
「自分が源」→起こることはすべて自分の行動や考え方が原因。
「感謝の眼鏡をかける」→”感謝”は最強のポジティブ。ネガティブな気持ちを流せば自分のパフォーマンスも上がる。
・なによりも、あきらめないことが大事。
また、今後の日本において
人口減少→市場縮小→同質化、価格競争、というような厳しい変化があっても
中小企業にとっては、チャンスなのではということでした。
規模の小ささを強みにし特定の分野に特化することができるからです。
他にも、経営理念の話や、なにが人を動かすのか、など
なるほど・・!というお話しをたくさんしてくださいました。
お金に追われる、絵に描いたようなどん底の状態をなんとか切り抜けてきた方の
生のお話しはとても説得力があり心に響きます。
私も微力ながら社会に貢献できるようになりたいなあと思える講演でした。