世界に名著という本が

たくさんあるが

 

そのなかでも

「君主論」などという

硬い題名の本はついつい

敬遠しがち

でも教養としてなんでも知っていて損はない

 

そこで

マンガで「君主論」（マキャベリ作）を読んでみた

 

分厚い本を一冊のマンガにするのだから

内容は薄いはずと思いきや

その内容は

じつによくできている

ルネサンス前後のヨーロッパ情勢など

ほとんど知らない自分だが

わかりやすく

丁寧に説明してあり

 

君主論を書いたマキャベリが一体どのような時代に

どのような苦労をし

そして経験をし

 

その結果として

見ようによっては冷酷にも見える

リーダーシップ論ともいえる

「君主論」を書いたのがよく理解できた

ヨーロッパは今は一つだが

マキャベリの生きた時代では

イタリア半島ですら統一されておらず

まさに群雄割拠の戦国時代という世の中だったのだ

 

これだけの内容をマンガで

分かりやすく解説するとは

 

本を作っている人はとても優秀なのに違いない

マンガは絵にしなければならないので

字面だけ理解していては無理で

内容を正確に理解し

かみ砕いている必要がある

 

 

 

 

こういったとっつきにくい古典を

まず入門としてマンガで理解することは

実はとても学習効果が高い

 

とてもおすすめです。